2020年4月7日に緊急事態宣言が発表されました。
これを受け一部のメディアが「バスタ新宿が大混雑」と報じたのすが、どうやらデマだと囁かれています。
一体なにが起こっているのでしょうか?
そこでこの記事では、バスタ新宿フェイクニュースの真相やTwitterの反応をまとめてみたいと思います。
バスタ新宿から東京脱出!ターミナルは大混雑?
2020年4月7日に政府が発表した「緊急事態宣言」は、東京都をはじめとする7都府県が対象地域となりました。
この発表をうけ日刊スポーツは
と報じたのです。
日刊スポーツ「4月7日19時25分」の記事によると
JR新宿駅に直結する日本最大級の高速バスターミナル「バスタ新宿」は7日、利用客であふれ、高速バス乗り場には大型キャリーバッグや荷物を手にした人が目立った。
7日午後9時40分新宿発~岩手・盛岡駅に8日午前5時5分着の便は、夕方には残り席はわずか。ネット予約で1人3200円からと、格安料金のためか若者の姿が目立った。
と報道。
記事をまとめてみると
- 4月7日のバスタ新宿は、利用客であふれていた
- 大型の荷物を持った人が目立った
- 格安料金のためか?若者の姿が目立った
という内容になります。
利用客を批判するコメントが殺到!
日刊スポーツの記事をうけ、SNSには利用客を批判する多くのコメントが寄せられました。
- コロナ疎開やめて
- 地方に感染拡大させるつもり?
- もうこれ、非常識すぎる
- 若者はおとなしくしてよ!
- 不要不急とは…
日刊スポーツが伝えた「若者の東京脱出」に対し、怒りの声が飛び交っていたのですが…
なんとこのニュースが「フェイクニュース」と判明したようです。
テレビカメラが映したバスタ新宿
緊急事態宣言が発表される前、テレビではバスタ新宿を生中継しました。
問題の画像↓
明らかに館内はガラガラで、ひっそりとしていることがうかがえます。
またテレビニュースでは
と報じています。
ところが、同じ時間帯に「日刊スポーツ」では、
と報じているのです。
生中継のニュースとあまりにも異なる内容ですね。
Twitterで「ガセ」がバレる
テレビニュースの映像とあまりにも違う日刊スポーツの記事。
疑問を持った方が続出し、バスタ新宿の画像をTwitterに投稿しました。
ターミナルもバスタ新宿周辺もガラガラ!
日刊スポーツの記者は、実際に現場に足を運んで取材したのでしょうか?
ガセ報道に対する世間の声
バスタ新宿がトレンド入り
日刊スポーツの記事では、あたかもバスタ新宿が「東京を脱出する若者で大混雑」しているような印象を与えました。
そのため一時は
しかしTwitterに投稿されたバスタ新宿の画像などから、日刊スポーツの記事はフェイクニュースということが判明しました。
感染が拡大している新型コロナウイルス。
緊急事態宣言が発表され、不安がピークに達している方も多いことでしょう。
だからと言ってデマやフェイクニュースに踊らされず、自分自身で情報を集めることも大切ですね。